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さらば、ベルリン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 さらば、ベルリン
製作国
上映時間105分
劇場公開日 2007-09-22
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
ジョージ・クルーニーとゾダーバーグの40年代のハリウッド映画への強い思いはわかった。
「第3の男」+「カサブランカ」であることは、シネレヴュ住人ならすぐにわかると思います。
ケイト・ブランシェットの演技力もあってそこそこ「大人の恋愛モノ」としては体裁ができているのだけど、正直、40年代ハリウッドオタクが作った懐古モノであることは否めない。
本来の40年代の作品と比較して、ライティングなどの技術が稚拙で、俳優の顔に余計な影が出てしまっています。
女優の顔をドーンと美しく撮影する技術がなく、ケイトブランシェットがちょっとかわいそうにも思えました。
デードリッヒやガルボに代表される「芸術顔の撮影」はあの時代の「無形文化財」だったんだなと知りました。
「アビエイター」でキャサリン・ヘップバーンを演じたケイト・ブランシェットをジョージ・クルーニー版「カサブランカ」(K・ケップバーンはハンフリー・ボガードの奥さん)に出すのも余裕のある「大人の遊び」なのかな?
グレースさん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-09 10:31:46)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 4.79点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.01
このレビューの偏差値 52.09
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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