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《ネタバレ》 男は男の「理屈と正義」を振りかざし、女は女の「理屈と正義」を振りかざす。
子どもは子どもの「理屈と正義」を振りかざし、母親は母親の「理屈と正義」を振りかざす。 同じ屋根の下に暮らそうとも、それぞれの「理屈と正義」は心の中で煮詰まるだけで、相互に理解することはないんですね。 それぞれの理屈が理解できるだけに怖いです。 母親が罪を償う長男の妻と胎児を「守る母」として抱え込む様は恐ろしいぐらいでしたが、それだけ彼女の辛苦が、彼女を成長させてきたと解釈すると切なくもある。 久しぶりに川津佑介を見たが上手いなぁ・・と思いました。 キャスティングは本当に豪華ですね。 しかし、演出なんでしょうがセリフがボソボソと愚痴るような感じで交わされ、テレビ音量をかなり大きくしないと聞き取れなかった・・。 そして突然「祭りの音」や「バイクの音」など爆音の効果音が入るので、テレビのリモコンを握り締めて緊張して見ないといけなかったので これから見る人はご近所への騒音配慮も必要かもしれない・・。 【グレース】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-26 19:47:03)
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