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《ネタバレ》 良かった!いい映画です!予算はあまりないであろうに・・素晴らしい。ボスニア紛争は地域的に家父長制の非常に強い地域で起きた民族紛争でしたので、他の戦争よりもより、女性に対する被害が大きい戦争でした。娘の存在は、自分のキズそのものでありながら、最も愛する存在でもある。この言葉に形容できない苦しみとジレンマが締め付けられるように伝わってきます。ちょうど小学校6年生ぐらいの思春期に入る女の子の苦しさも伝わりすぎるぐらい伝わってくる。彼女たちを、ココというところで助ける女性たちの小さなチカラにも感動した。日本では「自己責任」という言葉で人を切り捨てるのが常識になりすぎている・・とも感じた。小さなカンパでこんなに人が幸せになれるんだ・・と思った。最後のバスの窓に見えた娘の小さな手は、娘が産まれた時のきれいな手と同じように見えただろうね・・。また思い出して涙が出てきたよ・・。思春期の母娘モノとしては近年まれに見る傑作です。
【グレース】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-06-18 22:09:24)
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