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明日への遺言 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 明日への遺言
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2008-03-01
ジャンルドラマ,法廷もの,戦争もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 えっと、以前からBC級戦犯について勉強していまして、今年は秋には「貝」のリメイクということで。
個人的には一連の映画をきっかけにBC級戦犯とされた下士官の方々、およびBC級戦犯裁判についても関心をお持ちいただければと思うのですが・・。
正直、真面目に作られた映画ですがエンターテイメント性はないかも・・。
搭乗員処刑の再現シーン等を作らなかったのは、監督の良心であることは重々、承知しておりますが(本当に「真実」として再現することは出来ないしね)、延々と法廷シーンだけで進むのは、観る側を選ぶ作りではあるんですよね。
岡田中将は本田中将や今村大将と並ぶBC級戦犯の大物でありカリスマなんだけど、実は戦犯の多くは40歳以下の下士官・兵士が多いんですよ。
特に大尉・中尉・少尉といった中間管理職(今の会社組織なら副長・課長・次長級あたり?)が組織の責任を取らされて命を落としたケースが多く「尉官災難」と呼ばれていたのがBC級戦犯裁判の実相なので、できれば働き盛りで若い妻・幼い子を残し犠牲となった方々を、じっくりとえがいた作品を作って欲しいなぁ。

グレースさん [映画館(邦画)] 5点(2008-03-14 17:38:34)
その他情報
作品のレビュー数 21件
作品の平均点 5.48点
作品の点数分布
000.00%
114.76%
214.76%
3419.05%
400.00%
5419.05%
6419.05%
7314.29%
829.52%
914.76%
1014.76%
作品の標準偏差 2.30
このレビューの偏差値 49.10
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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