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真夏のオリオン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 真夏のオリオン
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2009-06-13
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの,小説の映画化
レビュー情報
戦争映画というより、「人間ドラマ」として観るべき映画と思う。既に日本の敗戦は確定的と覚悟もある中での出撃「同じ艦で生き抜いて1年と10ヶ月」。同僚の性格も上司の性格も把握できている。回天は東大や京大出身の「日本の最高のエリート学徒」で編成された人たち。日本が敗戦後、立ちなおる為には絶対に必要な「もったいない逸材」であるのも、潜水艦乗りなら誰でも知っていることだっただろうしね。CGはちょっと安っぽいし、陸地での玉木さんの海軍制服がブカブカなのはもったいないけど、「回天」という非人道的兵器を問う映画としては、観る側に考えさせる余地もあり独自のスタンスを感じた。小説で言ったら「行間を読め」みたいな映画。単純なドキューン!バッキューン!の戦争映画を求めて観る映画ではない。

グレースさん [DVD(邦画)] 7点(2010-03-30 19:03:45)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 5.39点
作品の点数分布
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226.45%
3412.90%
413.23%
5929.03%
6722.58%
7412.90%
8412.90%
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作品の標準偏差 1.70
このレビューの偏差値 55.60
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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