Menu
 > 作品
 > オ行
 > おくりびと
 > 飴おじさんさんのレビュー
おくりびと のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 おくりびと
製作国
上映時間130分
劇場公開日 2008-09-13
ジャンルドラマ,コメディ
レビュー情報
《ネタバレ》 極論を言うと葬儀という儀式は死者というよりは残された人のためにあるものだと思っています。
本作は残される人々を通じて生きることを描いています。生きることへの執着を見せるよりは淡々と死を見せることで残された人々がどのように受けとめるかということなんでしょうね。ある人の人生をたどるという作品はありますが、かなり新鮮な視点だと思いました。
序盤では納棺師が他人の死を外側から眺めている一方で、生の象徴として食べ物がしつこいぐらい登場します。次第に自分に身近なところに死が近づいてきて、最後には生き別れの父の死に向き合うことになります。傍観者に過ぎなかった大悟たちを当事者にするためには、どうしてもご都合主義にならざるを得なかったのですが必要な展開だったと思います。広末涼子の演技が気持ち悪かったことや土手でのチェロがややくどかったのですが、山形の美しい風景もあって爽やかな映画でした。
飴おじさんさん [地上波(邦画)] 8点(2009-10-03 21:55:12)
その他情報
作品のレビュー数 232件
作品の平均点 7.05点
作品の点数分布
000.00%
110.43%
210.43%
352.16%
4104.31%
5166.90%
64720.26%
75222.41%
85624.14%
93715.95%
1073.02%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 53.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
おくりびとのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS