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《ネタバレ》 ラストシーンに野間宏氏の小説の一節と思われるものが映し出されるが、冒頭に持ってきた方が、観客に親切ではなかったか。タイトルの意味することを、がっちりつかんだ上で鑑賞できたと思うので。會田一等兵の「はきだめの中の善人」だか、むしろ「たき付け役の悪人」なのか分からないところや、最後の木谷一等兵の暴走が、金子班長に向かず、もしや木谷同様、被害者かもしれない林中尉に向かうところなど、営舎内の理不尽、混沌さ加減が伝わってくる。しかし、聞き取りにくい。できれば、DVD(字幕)で見たかったところ。
【なたね】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-12-18 19:37:49)
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