Menu
 > 作品
 > ケ行
 > 競輪上人行状記
 > なたねさんのレビュー
競輪上人行状記 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 競輪上人行状記
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1963-10-13
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ああ、イヤだ。頑迷な父親、考えるのを放棄した嫂、犬の肉を出す焼き鳥屋、貧乏、ギャンブル、ノミ屋。物語が悪い方向に転がりっぱなしだ。ATG映画みたいだ。ラストシーンは、なるほどこの映画はこういう風に落とすのねとちょっと感心するのだけれど、それもそれまでただただ陰鬱な物語を見せられてたからで。ちっともコメディじゃないじゃんと言いたいのと、もしかしてこれがコメディとして捉えられていた世の中があったのかという迷いがあったり。うーん、日曜日の夜に見るもんじゃなかったですよ。【追記】これは、どうしようもない巡り合わせになったときには、墜ちて落ちて落ちきってから立ち上がれというような、坂口安吾の堕落論的なお話なんだなと思い至りました。それであったら、なおさらちゃんとコメディにしてもらわないと。ラストシーンの小沢昭一的なトコロがやっぱり輝いてたと思いますので。
なたねさん [インターネット(邦画)] 4点(2021-01-24 21:48:10)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4120.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8240.00%
900.00%
10240.00%
作品の標準偏差 2.19
このレビューの偏差値 41.67
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
競輪上人行状記のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS