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《ネタバレ》 古谷実の漫画のよう(主人公に望むべくもない恋人ができるところとかも)。とにかく不穏で良くないことしか起きない予感。どんな陰鬱な結末が待ち受けているんだ、と後ろ暗い期待をしながら見ていました。しかし。確かにオレにもそんなふうに思えた瞬間がたくさんじゃなかったけどあったよという幸せな場面で、この映画は終わる。余りにも直接的に語られるそのメッセージは、ヤボったいなと思いつつ。心から誰かと信頼し合えるってどういうことって映画、だったのかもしれない。酔っ払って笑うマツモトは、もはやこの世のものとは思えない。天使のようだ、殺し屋なのに。これは、いいよ。2018年にこれ観ないで、なに観てたんだろうと思うぐらいでした。【追記】ああ、2018年は「カメラを止めるな」の年じゃないですか。あれに隠れて、こんないい、また低予算な映画があったなんて。
【なたね】さん [インターネット(邦画)] 9点(2021-04-27 17:25:54)(良:1票)
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