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悪い種子 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪い種子
製作国
上映時間129分
劇場公開日 1957-04-04
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「禁じられた遊び(1952)」以降の作品とすると多少割引いちゃいますけど、それでも面白い。それほど周到な悪ではなく、やっぱり子供らしいツメの甘さ(宝箱にメダルを保管しちゃったり、雇い人の誘導尋問に引っかかったり)があるところがむしろ怖い。おそらく母親のことは、本当に世界一綺麗で優しいと思ってた彼女がやらかしていることだと思うとゾッとする。雇い人の焼死のシーンを母親の視線だけで見せたシーン。母親の絶望がみるみるうちに伝わってきます(へんな言い方?)。最後天罰が降るシーンは、見た時は興醒めとも思いましたが、これを書いている今は、時代のついた味わいだと思っています。お尻ペンペンのシーンも含めて。今時の身も蓋もないのじゃなくて、演出にいわゆる良識のあった頃の映画なんだなって。
なたねさん [DVD(字幕)] 7点(2020-10-19 22:05:31)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 7.53点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.75
このレビューの偏差値 40.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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