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我が家の楽園 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 我が家の楽園
製作国
上映時間126分
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,ファミリー,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 うーん。理解し難いものを見たという印象。冒頭でカービー氏のことを、銀行家であることはともかく、軍需産業の元締めみたいな紹介をしているので、彼の評価は上げようがないのですが、しかし。かといってお話では、バンダーホフの方が独善的で、娘の嫁ぎ先になるかもしれないカービー夫妻への敬意がないように思われました。オラは、バンダーホフ家の皆さんとは、親戚になりたくはないなあ。傲慢な金持ちは嫌いだけど、傲慢な貧乏人のこともオラは嫌いだぞ。原題の「You can’t Take It wIth You」は「あの世には何も持っていけない」という意味の英語表現とのこと。金はもちろんだけど、あらゆるものをあの世には持っていけないよ。作中、バンダーホフの印象的な言葉「最近は皆 主義を持っとる 苦しくなると何かの主義に逃げ込もうとする」。諸行無常。もしや本作は、第二次世界大戦直前のアメリカの寄る方なさが作ったものではないでしょうか? …嘘です。そんなこと思っていません。最後に、好きなシーン。裁判官がチャーミングなところ。「スミス都にいく」の議長さんみたい。ところどころ、好きなところはあるんだけどなあ。
なたねさん [インターネット(字幕)] 4点(2021-08-25 22:08:53)
その他情報
作品のレビュー数 32件
作品の平均点 6.97点
作品の点数分布
013.12%
100.00%
200.00%
313.12%
413.12%
5618.75%
626.25%
7515.62%
8721.88%
9721.88%
1026.25%
作品の標準偏差 2.19
このレビューの偏差値 43.79
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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