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金環蝕(1975) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 金環蝕(1975)
製作国
上映時間155分
劇場公開日 1975-09-06
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,政治もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 悪い自民党と提灯持ちのマスコミ。■コロナ禍+東京オリンピック2020があぶりだしたように、そのなれの果ての世界に生きる我々のワケでして。一部の団体や組織のための政治であることを隠すことさえしなくなった自民党と、あの総務大臣政務官や政務会長や衆議院議長を糾弾できないマスコミ。■本作で、脈々と続くそのフォーマットを観て、怒りではなくて、ワタシはもう「あきらめ」の感情しかない。イヤな映画だと思う。■ワタシが疑心暗鬼になるのは、自民党議員の中には、好ましいこととはいわないけど、俺たちって所詮こんな感じだよねって、あたかも本作の登場人物のように振る舞っている人物もいるんじゃないか?、ということ。自己模倣。ある種の政治家の参考書みたいになってるんじゃないか?■ようするに本作や本作的なものが、このフォーマットを許すための逆・プロパガンダになっちゃったのではないか?(考えすぎ)。□それでも、悪い点がつけられないのは、気持ち悪い総理の女房役・星野官房長官を演じた仲代達矢と、彼の「最後のチャンス」とはなんだったんだろうと心にのこる石原金融王を演じた宇野重吉。役者は、確かにすごい。
なたねさん [DVD(邦画)] 6点(2022-12-10 04:43:53)
その他情報
作品のレビュー数 21件
作品の平均点 6.29点
作品の点数分布
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200.00%
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414.76%
5628.57%
6419.05%
7733.33%
829.52%
914.76%
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作品の標準偏差 1.24
このレビューの偏差値 48.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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