Menu
 > 作品
 > イ行
 > 1917 命をかけた伝令
 > カワウソの聞耳さんのレビュー
1917 命をかけた伝令 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 1917 命をかけた伝令
製作国
上映時間119分
劇場公開日 2020-02-14
ジャンルアクション,ドラマ,戦争もの
レビュー情報
《ネタバレ》 サム・メンデスが、画作りをベースに物語を構築したのは確かだろう。そのワンカット風が映画の特徴ではあるものの、一つ一つの場面は、緑や炎、泥や砂、闇といった、視覚的にわかりやすい色調を意識させることで、場面の切り替わりがはっきりしている。そのため、ワンカットを感じさせないメリハリがある。この美しく巧みな構成は、メンデスが舞台監督出身であるゆえの技だろう。塹壕をはじめとするセットの出来も感嘆という言葉に然るべき。しかし、この映画最大の成功は、そのような映像技術に負けない人間ドラマを作りこんだ点にある。主人公の感情の移り変わりが、画面を通して伝わってくる。戦争映画という以上に、一人の人間の勇気と愛に溢れた姿に胸を打つ、映像と人間ドラマがうまく融合した良作だ。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 9点(2020-02-20 19:25:25)
その他情報
作品のレビュー数 54件
作品の平均点 6.54点
作品の点数分布
000.00%
123.70%
211.85%
300.00%
435.56%
547.41%
6916.67%
72138.89%
81018.52%
947.41%
1000.00%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 58.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
1917 命をかけた伝令のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS