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遠すぎた橋 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 遠すぎた橋
製作国英,仏,米
上映時間175分
ジャンルアクション,ドラマ,戦争もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 空一面を覆い尽くす落下傘部隊の映像と壮大なテーマ曲だけで、ミリタリー好きの中坊は簡単にノックアウトされた。
しかし、友人からは映画に使用された戦車等の使い回しが、現実に使用されていたものとかけ離れすぎているなどと、激しく批判された事もよく覚えている。どうでもいい中学生の知ったかぶりの会話だ。
ただ、G・ハックマン演じるポーランドの旅団の悲劇や、J・カーンの軍曹のエピソードなど、ストーリ上のいかにも映画的なシーンが、実はノンフィクションであったりした訳で、あくまで真実の歴史と、戦争の空虚感を描く事に重点を置いて、時代を継承させる重要な映画であったことを、再見した10代後半の頃にようやく気づく事ができた。
それとR・レッドフォードの登場シーン。何か、画面が輝いていたような気がする。
結構、後半に、しかも数少ない出演場面。敵の弾を自分が華麗によけて、結果後方の部下に当たらせて死なせてしまうような間抜けなシーンもあるのだが、やっぱり当時はダントツに恰好良かった。聖母マリアへの祈りを呟きながら河をボートで渡るシーンなど、鳥肌もの。

世間からは過小評価されすぎの様な気がする。傑作。
こたさん [DVD(字幕)] 9点(2009-04-22 21:31:22)
その他情報
作品のレビュー数 55件
作品の平均点 5.98点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.82%
359.09%
4712.73%
51120.00%
6814.55%
71018.18%
8712.73%
959.09%
1011.82%
作品の標準偏差 1.90
このレビューの偏差値 58.34
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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