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薄桜記 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 薄桜記
製作国
上映時間110分
劇場公開日 1959-11-22
ジャンル時代劇,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 もう涙なしでは見られない。元はといえば、高田馬場での決闘で、見るだけしか能のない侍3人のせいで、なんでこの夫婦がここまで悲劇になるのか・・。市川雷蔵はどうして、観る映画、観る映画、ここまで絶体絶命になるのか?そういう人なのかなぁ。それとも昔のアイドル(?)ってこんな役が似合っていたのか?最後の討ち入りまで、この夫婦の残酷な運命を辿るこの話。もう!勝新、もっと早く来なきゃ~!この映画に限っては、落とし前はキチンとつかないまま、終わってしまった。時代劇というのは、映画の落とし前の美学は当てはまらないのかなぁ・・。それとも夫婦の愛が昇華されたことで、観客は良かったねぇと思うことで取りあえず、この映画はエンドなのか?う~ん・・。時代劇ワールドの前に立って、少し思うこと。映画評論家の佐藤忠男さんが「意地の美学」という本を書かれたけど、男の意地を貫くことで、あ~良かったねぇと思うことが落着なのだろうか・・。まだまだ観なきゃいけない時代劇を前に、自分を試されてるような気がする。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2014-05-31 13:36:38)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 6.07点
作品の点数分布
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917.14%
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作品の標準偏差 1.10
このレビューの偏差値 57.68
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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