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ゼロの焦点(2009) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゼロの焦点(2009)
製作国
上映時間131分
劇場公開日 2009-11-14
ジャンルドラマ,サスペンス,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 なんだ、日本には松本清張がいたじゃないか。こういう重厚な人情の物語を観せられては、トリックやゲームのような展開に心血注ぐ外国のサスペンスなんて観られたもんじゃない、なんて思ったよ。ラストのたたみかけるような展開。それぞれの人物が情を持ってて、その懐の深さ、悔しさなどに感動した。野村芳太郎の監督作品の方が有名だけど、どうしてどうして、この犬童一心監督作品も充分、素晴らしいです。広末涼子、中谷美紀、木村多江、みんな見事だった。特に広末は同時期に創られた「ヴィヨンの妻」で見せたキャラとは正反対の役を見事に演じてて、彼女は女優に人生かけるのだな、と私生活の混乱ぶりが理解できた。女優だけでなく、鹿賀丈史がラスト自殺するとこなんか、インテリだったのに、パンパンやってまで家族を守った中谷演じる女性をすべて理解したうえで愛していたのだなあと思わされ、涙が出た。本当、良い映画でした。
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-30 14:49:55)
その他情報
作品のレビュー数 52件
作品の平均点 5.54点
作品の点数分布
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100.00%
259.62%
323.85%
447.69%
51223.08%
61528.85%
7815.38%
847.69%
923.85%
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作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 58.16
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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