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戦場のメリークリスマス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 戦場のメリークリスマス
製作国日,英,豪,ニュージーランド
上映時間123分
劇場公開日 1983-05-28
ジャンルドラマ,戦争もの,同性愛もの,小説の映画化,クリスマスもの
レビュー情報
《ネタバレ》 巨匠と言われると、誰しもが文明論映画に挑戦したくなる。
かくして、異才大島渚の放った文明論が、本作である。
「戦場にかける橋」のアレックギネスをデビッドボウイに仕立てた快作と思った。

なるほど、外国賞狙いだったか、欧米の兵士の方が人間的で共感できる。
日本兵の方が狂気的に描かれてる。

が、ここで、ちらりと日本らしさを出したのが、
クリスマスの夜、たけし演じるハラ軍曹が、酔って、今夜は
俺がサンタクロース、お前らは特赦だ、と英国兵に告げる場面である。
そこがラスト、効いてくる。

ロレンスがハラの処刑される前日、神のご加護を、と告げると、
ハラのどアップで「メリークリスマス」と言って、映画は閉じる。
どういう解釈か?は人によって違うだろうが、
僕は、日本人は、みんなが神なのだ、ということで、最後のどアップに
繋がるのだろうと、そう思った。

今夜はクリスマスイブ。
メリークリスマス♪
トントさん [ビデオ(邦画)] 7点(2022-12-24 21:26:44)
その他情報
作品のレビュー数 157件
作品の平均点 6.32点
作品の点数分布
010.64%
131.91%
242.55%
3106.37%
4138.28%
51912.10%
63119.75%
73119.75%
81610.19%
91710.83%
10127.64%
作品の標準偏差 2.20
このレビューの偏差値 51.41
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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