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プリティ・ベビー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 プリティ・ベビー
製作国
上映時間109分
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 さすが、ルイマル。ハリウッドで創られたのだろうけど、ちゃんとヨーロッパ映画になっている。ホント、この監督、すごいわ。特殊な環境におかれた人物を見事な想像力で描写していく。ここでも主人公の少女が、裸一貫で生き抜いてきた売春婦たちの中で育ったからだろう、何事にもけろりと経験していく、逞しさが見事に描かれている。売春婦たちには爽やかさすら感じられる。車が沼にはまった時、彼女らは裸になって笑いながら沼に入っていく。もう、それは無敵、という感じだ。やがて少女と結婚する写真家の青年が神経質にいじっていたカメラ。それがラスト、母親の再婚相手が駅で簡単に操作するカメラを見て、この少女は何を思ったのだろう。映画もそこで終わる。ルイマルの映画って観終わるといつも、手元に置いておきたくなって、DVDが欲しくなる。困ったもんだ。
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-17 15:03:24)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 6.32点
作品の点数分布
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315.26%
415.26%
5315.79%
6736.84%
715.26%
8526.32%
915.26%
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作品の標準偏差 1.52
このレビューの偏差値 57.26
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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