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しあわせの雨傘 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 しあわせの雨傘
製作国
上映時間103分
劇場公開日 2011-01-08
ジャンルドラマ,コメディ,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 いや、面白かった。
オゾンならではの切れ味ある場面もあり、ブルジョアコメディとして上質。
オゾンがこのような映画を?と驚かれる方もあるかもしれないが、
いやいや「8人の女たち」というミュージカルも撮っている監督なのだ。

僕が興味深かったのは、「シェルブールの雨傘」で清純な娘を演じた
ドヌーブがそのあと「昼顔」という淫売な女性を演じてしまった映画史的事件。
実はオゾンの女性不信もここから始まったのではないか?だからこその、この映画ではないか?
とニヤリとしてしまった。(違うかもしれんけどね(笑))
この映画でもそこがきちんと演出されてる・・と思う。
薄靄の光の中でまばゆいばかりのきれいな女性が車を降りてきて、
次の場面ははげしいHなシーンである。
こんなえげつない演出は、やはりオゾンならでは?

最後の夫のセリフが泣ける。
妻(ドヌーブ)は飾り壺ではあるが、中身が空じゃない、と言わせるのだから。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2019-05-25 18:04:56)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 5.92点
作品の点数分布
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417.69%
5323.08%
6753.85%
717.69%
800.00%
917.69%
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作品の標準偏差 1.14
このレビューの偏差値 58.27
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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