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複製された男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 複製された男
製作国カナダ,スペイン
上映時間90分
劇場公開日 2014-07-18
ジャンルドラマ,サスペンス,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ヴィルヌーブは、最近の監督の中では文句なく興味深い。それは映画的にではあるが・・。この映画も、最初はラストの意味がよく分からなかったが、ネット上の解説を読むと、なるほどなぁと思わされる。だが、僕はこの映画の言っていることよりも、この監督のスタイルに興味をもつ。それは、この監督の映像内容がとことん”何気ない”からだ。いつ頃からこういうスタイルになったかは分からないが、「ボーダーライン」では何気ない生活に麻薬があり、何気なく犯罪に対処していく。「メッセージ」では、エイリアンが何気ない日常に現れ、何気なく対応していくうちに主人公が成長していく。この映画でも、何気ない日常に潜む、人の「闇」をあざとくないCGでさらりと表現する。何気ない非日常を何気ない映像で描くことで、観客に観た後、「何か」を心に植え付ける。ドキュメンタリーとは違う、「何気なさ」の演出がとても面白い。「ブレードランナー」の新作も何気ない未来風に描いているのではなかろうか?その方法論で何を問うてくるかが、とても次回作の楽しみな映画監督である。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2017-10-28 15:33:20)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 5.14点
作品の点数分布
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113.57%
200.00%
327.14%
4621.43%
5621.43%
6932.14%
7310.71%
813.57%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.46
このレビューの偏差値 58.75
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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