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ソロモンの偽証 後篇・裁判 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ソロモンの偽証 後篇・裁判
製作国
上映時間146分
劇場公開日 2015-04-11
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,シリーズもの,ミステリー,青春もの,学園もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 見応えあった!小中の頃のひっかかりを知らぬ顔をしていては、確かに人生を前に歩いていく力が出てこない。主人公の女の子たちは目を背けずにこの「事件」に挑んで、最後にかけがえのない友情を得た。そして人生が開けた。つまり普通の人になった。この真実を宮部みゆきは見事にエンターティメントとしてドラマという形にした。観ている最中、自分の小中時代を思い返していた。観終わったとき、自分も洗い流されたかのような感じがした。実に見応えのある作品だった。それにしても今、この時期に作られた意図は、法律の大本である憲法をないがしろにする昨今の状況に、言葉を取り戻した裁判を具体的に描きたかったのかな?と感じた。大人になり本当の言葉を失う前の、子どもたちに裁判をやらせることで、本当の社会のあり方とは?というのを浮き彫りにした骨太の作品のように感じられたのだ。
トントさん [DVD(邦画)] 8点(2016-04-30 22:35:22)
その他情報
作品のレビュー数 36件
作品の平均点 4.81点
作品の点数分布
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100.00%
225.56%
3925.00%
4822.22%
5411.11%
6719.44%
725.56%
838.33%
900.00%
1012.78%
作品の標準偏差 1.88
このレビューの偏差値 59.01
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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