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黄金のアデーレ 名画の帰還 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 黄金のアデーレ 名画の帰還
製作国米,英
上映時間109分
劇場公開日 2015-11-27
ジャンルドラマ,法廷もの,戦争もの,歴史もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 どこがクライマックスの映画なんだろうと思って観ていた。法廷劇も大してスリリングでもなく、人間ドラマとしてもよく伝わらなかった。この映画の感想は、これはユダヤ人が観たら、してやったりと思ったろうなぁということだけ。ナチスの残虐な仕打ちに祖国ウィーンも助けてくれなかった。そのウィーンにあるナチスに奪われた姉のモデルの絵画を、ユダヤ人を受け入れてくれたアメリカにいるヘレンミレン扮する女性が自分のところに取り戻そうとする話。・・・そうだよね。非道い話だもんね。ナチスのやったことは。歴史の非人間的なことに声をあげた映画がここもう一つできた。確かに非人道的な歴史は許せない。どれほどの悲劇が悲鳴をあげているか。今のこの瞬間にも、そんなことが中東やあちこちで起きている。本当にね、それを前に個人は非力だと思うよ。ただこの映画に関しては、自国(ウィーン)の文化の顔のように思われてた絵画が、よその国(アメリカ)の美術館に行ってしまう。その絵画を愛したたくさんの人たちが残念に思うだろうなぁという気持ちも捨てきれず、主人公たちに感情移入のしづらい面もあったなぁ。
トントさん [DVD(字幕)] 6点(2016-08-13 15:42:42)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 7.06点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.31
このレビューの偏差値 43.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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