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クリーピー 偽りの隣人 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クリーピー 偽りの隣人
製作国
上映時間130分
劇場公開日 2016-06-18
ジャンルサスペンス,ミステリー,刑事もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 オープニングで「あぁ黒沢清なんだ」と気づく。映画を観終わって、その後味をどう整理したもんかと考えていると、「あ、そうか。この映画、黒沢清だった」と思い出して、納得感を覚えて、映画から日常に戻る。それ程までにこの映画は、黒沢清を知らずに見ると、トラウマになりそうな毒を含んでいる。昔はこの手の映画が多かった。「羊たちの沈黙」なんかまさにそうだ。日常生活にサイコパスが潜んでいる、というテーマ。だけど今はスマホの時代だ。こういう感触の映画、忘れてた。だもんで、逆に新鮮だった。しかし疲れた。最後の竹内結子の本当の嗚咽かと思えるような迫真の泣き声で、一気に日常生活の感触を思い出し、涙が出た。竹内結子がはまり役。こう言っちゃ気の毒だが、香川照之もはまり役。本当にぞっとするような映画だった。でも完成度は高い。映画ファンとしては、この日本映画のレベルの高さは嬉しいのだが、正直先行きの見えない時代に、このような不安な映画はあまり観たくない気もする。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2017-02-25 18:53:11)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 5.35点
作品の点数分布
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100.00%
239.68%
3412.90%
439.68%
5619.35%
6516.13%
7619.35%
839.68%
900.00%
1013.23%
作品の標準偏差 1.99
このレビューの偏差値 54.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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