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無伴奏 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 無伴奏
製作国
上映時間132分
劇場公開日 2016-03-26
ジャンルドラマ,青春もの,学園もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 こんな話もあるよね、で片付けるのはもったいないと自分なりに解釈してみた。池松演じるワタルは寂しかったのだろうと思う。親友の祐之介は彼を受け入れ、一緒に寝ていた。二人の共犯関係こそがワタルの生きていく拠り所だったのかもしれない。そこに成海演じる響子は、家庭にも恵まれているただの甘ったれだ。だからワタルは響子と寝ても、さほど孤独が癒されなかったのかもしれない。そんなとき親友に子供ができる。そこでなぜ親友は自分の彼女を殺したのか?このドラマの唯一のミステリーだ。そこが巧く表現できてたら、このとにかく画面の暗い映画は、もっと青春映画として深みが出たのでは?と思う。この映画で印象的だったのがバロック喫茶。自分も大学時代、こういう喫茶があれば出入りしたかったなと思った。それにしても成海さんは前作「ニシノユキヒコ」でも印象的で一度見たら忘れられない存在感がある女優だ。一方、池松はとにかく最近の日本映画ではHシーンの多い、それゆえ自分の持てない役柄の多い、ある意味可哀想な役者だね。
トントさん [DVD(邦画)] 6点(2017-01-07 16:27:52)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 4.67点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 58.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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