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沈黙 ーサイレンスー(2016) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 沈黙 ーサイレンスー(2016)
製作国米,日,伊,メキシコ
上映時間159分
劇場公開日 2017-01-21
ジャンルドラマ,時代劇,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ギャングや犯罪映画を創る一方、「最後の誘惑」「クンドゥン」などの宗教映画を創る面ももつマーティンスコセッシ。
この映画では、日本の踏み絵の時代のキリスト教布教の人たちには辛い時代を素材に映画を創り上げている。究極の選択を迫る日本のやり手ぶりが同国人として観ててツライ。あの宣教師の「転ぶ」場面では、もう母国に帰れと心の中で叫んでた。本当にあちらの人たちは自分たちの信念を普遍と信じ、世界中に出かけていくとこは20世紀になっても変わらない。仏教徒に転じたリーアムニーソンの話す日本文化論は興味深い。風土と文化は分かちがたくつながってるからね。
しかし、観終わって冷静になると、あの筑後守を演じたイッセー尾方も俳優として、究極の選択を迫られたんだろうなと思う。だって世界で一番嫌われる役を演じたら、その後の自分の役者人生にどれほど影響があるかという悩みもイッセーにはあったろうに・・。
トントさん [DVD(字幕)] 9点(2017-11-19 11:22:29)
その他情報
作品のレビュー数 58件
作品の平均点 7.09点
作品の点数分布
011.72%
100.00%
200.00%
311.72%
435.17%
546.90%
6915.52%
71525.86%
81322.41%
9712.07%
1058.62%
作品の標準偏差 1.87
このレビューの偏差値 55.48
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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