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コブラ・ヴェルデ 緑の蛇 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 コブラ・ヴェルデ 緑の蛇
製作国西独
上映時間113分
劇場公開日 1990-02-03
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 ヘルツォークといえば、文明論映画。
ポイントは、いかに異文化でキンスキーが変わっていくとこだろうと思って観てた。

なるほど、ヘルツォーク、メロドラマみたいな異文化との女性との恋で
変わるとか、そんなことはしない。
ここでは、命の危機を、異文化(西アフリカ)の地の政争で命拾いし、
アマゾネス軍団率いて、天下をとっちゃうという話に持って行く。
しかし、奴隷のために純情なアマゾネスを利用したという形になり、彼は孤独である。

そして、母国のフランスからもおたづね者になり、
国と国の狭間でのたうちまわるのを、ラストの海と陸の間で、
波にもまれて、溺死していくキンスキーの姿に象徴的に重なる。
見事!ヘルツォークの文明論映画、みごとなオチ!
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2022-07-10 20:26:13)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.00
このレビューの偏差値 60.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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