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存在のない子供たち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 存在のない子供たち
製作国レバノン
上映時間125分
劇場公開日 2019-07-20
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 面会に来た母親の口から、一人死んだが、新しく子どもが生まれると聞かされる。
そこでブチぎれたゼノン。
テレビ局に電話して、両親を訴えるという。
面倒見切れぬくらいなら、子どもを産むな。
僕を生んだ罪で両親を訴えるのだ。
しかし、今度生まれてくる子供は、もうすぐこの世に出てくるのだ。
その子も生活に困窮した日々を送るのだろうと、ゼノンは呆然とする。

ここでポイントは、両親が、一人死んでも、また産めばいいという考えをもっているのだ。
たとえ、愛をいっぱい与えなくとも・・
これは、実はこの両親も、同じような境遇で育っているため、さほど
罪悪感をいだけないのだ。
負の連鎖である。

闇の業者が出てくるが、これは臓器売買だったかもしれない。
そこまでは映画では描かない。

「火垂るの墓」「誰も知らない」などを思い出す。
世界は豊かになっているという。
でも、まだこのような事実があるのも確かなのだ。

傑作!
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2020-11-22 00:01:05)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 7.14点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 55.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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