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茜色に焼かれる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 茜色に焼かれる
製作国
上映時間144分
劇場公開日 2021-05-21
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 尾野真千子の叩きつけるような演技が心に刺さる。
息子役の少年も共鳴するかのように、叫びながら静かにそこにいた。

旦那のオダギリジョーがそもそも悩みつつも、あがいてる人だった。
他所に子供まで作るのだが、尾野真千子は、そんな彼を好きになる。
そして、生まれた息子を愛して、この世界を生き抜いていく。
最後、バタバタと落とし前がついていくのだが、

最後の「神さま」という題の劇。
走る走る、尾野真千子が走る。
そんな彼女を見て、少年は、これが自分の母親だと、世界と結びつく。

茜色の夕陽にいつまでも夜にならない、いつまでも死にきれない、
生かされる二人の母子に、我々も生きねばと勇気づけられる。
筋よりも、尾野真千子のキャラを描いた、コロナ禍の中で生まれた石井監督の力作。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2022-08-23 00:54:23)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 6.43点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 52.26
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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