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瞳をとじて(2023) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 瞳をとじて(2023)
製作国スペイン
上映時間169分
劇場公開日 2024-02-09
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 これはビクトルエリセの最後の作品ってことではないのか?

エリセの代表作は、間違いなく「ミツバチのささやき」。
あの映画の最大のポイントは、あの少女の無垢なまなざしである。

それを本作の劇中劇で、王が無垢な目で私を見てくれるのは、
娘しかいないと言って、娘探しをさせる話が出てくる。
しかし、本作のメインストーリーは、この劇の俳優の記憶喪失を治すとこにある。

なにより「ミツバチ」の少女アナが、出演していることが驚きだ。
年相応のいい顔をしている。
そして、題の通り、皆、大事な場面で瞳を閉じるのだ。アナもだ。
記憶喪失の男は、自分の出演している映画を観終わったとき、どうなるか・・

まぁ出世作の少女の瞳が奇跡的な眼差しだったことが、
この監督の映画人生にかなり大きく影響したのだろう。
寡作の監督。
もう完成した作品は見られないだろう。

少女の瞳はとじられたのだ・・
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2024-08-12 22:50:31)
その他情報
作品のレビュー数 5件
作品の平均点 5.40点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 57.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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