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サムライ(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 サムライ(1967)
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1968-03-16
ジャンルドラマ,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 面白い!「恐るべき子どもたち」の監督か。う~む・・女性を描ける人がハードボイルドを描くと、こんなに上質な作品になるとは、一つの発見だったなぁ・・。警察があくどいので、黒幕と警察がごっちゃになりそうだったが、これも演出だったとすら思わされてしまう。この監督、メルヴィル、恐るべし。もっとこの監督作品を観てみたくなったぞ。映画とはこれなんです!という雰囲気と品格を最後まで失わない、この上質さ、癖になりそう(笑)。クールな一匹狼の殺し屋をアランドロンが好演。そして出てくる女性たちがみな自分を失わない。このアランドロンを見守る若い女性は、姑息な警察に一歩も退かない。そして黒幕の愛人であるこのピアニストも大したタマで、銃を向けられても平然とピアノを弾いてる。そしてあのラスト。しかしアランドロンの銃には弾が入ってなかった。もうこうなることを覚悟してたということに、あの愛人は何を思うのか。結局、女性にモテモテのアランドロンは、黒幕の女性の心すらわしづかみにして、この世を去る。モテモテで一生を貫くとは、大変なんだなぁ・・(泣)。
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2017-04-29 21:11:33)
その他情報
作品のレビュー数 29件
作品の平均点 5.93点
作品の点数分布
000.00%
113.45%
226.90%
300.00%
4310.34%
5413.79%
6517.24%
71034.48%
826.90%
913.45%
1013.45%
作品の標準偏差 2.00
このレビューの偏差値 55.18
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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