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《ネタバレ》 タイトルで損をしているが、さすが黒澤明!面白い!
水爆の放射能は、誰もが怖いだろう。 令和の今は、原発の放射能が怖くない人はいないでしょう。 しかし、皆、忘れたふりをして、目の前の問題に夢中になっている。 この老人は、ちょっと異常にデリケートで、有能であるがために、具体策まで考えて、それを強行しようとする。 ブラジル行がそれだ。 それを周りの人は、禁治産者という法的に判断できぬ人、現実が分からぬ人として、 なんとかしようとする。 確かにわがままな老人の世迷言の一つかもしれない。 しかし、最後に孫をおんぶして、老人の見舞いに来る女性には、 そこには愛があったと思えていたのだろう。 さすが、黒澤節! 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-05-28 02:10:07)
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