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《ネタバレ》 「ベティブルー」再見。
煮え切れぬ青年が、1人の女性の愛を受け、徐々に愛に生きる男性になっていく。 欲望の愛が、純愛へと昇華していく。 しかし、事件は起きる。 期待した妊娠が陰性だったため、二人は落ち込む。 この時に、この青年の地金が強く出てきてしまう。 女装して、犯罪を犯すのである。 この青年が、ベティに会うまでにどんな人生を送ってきたかが、ほのかに匂いとれる。 そしてベティは自分の目をえぐり、精神に破たんをきたしてしまう。 そして青年は、ベティがボロボロになるのを耐えられず、殺してしまう。 これは確かに二人の純愛の部分だけを描いているので、愛の映画とは言える。 しかし、この青年のベティに会うまでが描かれていないため、観客は「愛のすさまじさ」と しか見れない演出になっている。 これで本当の愛を描いたことになるのか? それでもベネックスが傑出した映画監督であることは間違いない。 いい映画だった。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2018-07-21 13:53:11)
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