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絞殺魔 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 絞殺魔
製作国
上映時間119分
劇場公開日 1968-12-17
ジャンルサスペンス,犯罪もの,ミステリー,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 創作当時はセンセーショナルだったかも。ゼロ年代に必要なのはこういう二重人格の人がどういう過程を経て、まともになっていくか?そういう映画だと思う。この映画では犯人がなぜ突然、こんな症状を持つに至ったかを描けていれば、もっと面白かったのでは?率直な感想は、最近観たウィリアムワイラーの「コレクター」のように、この頃のミステリーって昼間の犯行が多く、カメラも人物から離れているので、そんなに怖くない。なじみの俳優が追いつめられるとか、悪人はとことん常識はずれとか、そういう展開じゃないから。これはミステリーの古典なんでしょうね。この頃の映画から、客をどう怖がらせるか?という方向に演出が進化していくんでしょう。それでも最初の犯人探しの段階で、一体犯人はどんな人なんだろう?と思わせるとこはフュンチャーの「セブン」を思わせた。超能力まで使ったりして、捜査をたっぷり見せて、1時間もたって、やっと真犯人が出てくるとこは、昔の映画だけど逆に新鮮だった。
トントさん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-02 18:49:17)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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219.09%
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5218.18%
6436.36%
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900.00%
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作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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