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《ネタバレ》 公開初日、土曜日ということを舐めていた。昼ごろ行ったのに、結局18時半の回に回されてしまった。そのことが見る目をシビアにならざるを得なかったこともあり、かったるくて仕方なかった。ある程度予想していたことではあったが前半部分はTV版とほぼ全くで、なおかつ繋ぎも悪くて、TV版をみたことのある人はおそらくだるかったと思う。初見の人は初見の人で、理解できたのかなというか、話がとんとん拍子に進んでいくので、あれですんなり世界観に入り込めたのかという疑問が沸く。全体としては演出というか構成なのか、今回はTV版6話分の映画化なのだが、そのピックアップに問題があった。前半部分に比べて、最後のパートに力を入れすぎ。そのパートの出来具合自体はかなり良かったのだが、トータルでみると明らかにバランスが悪い。もう少し尺を伸ばして120分くらいにしても良かったのでは無いか。良い点は使徒に関する設定がTV版に比べて明瞭になっていたこと。全部で十二使徒にするみたい。公言どおり、シンプル明瞭なストーリーとなっていくことが予想され期待は大きい。予告編では、次回作は大幅にアレンジが加えられてるようで、新キャラ新エヴァ登場らしいが、どっちに転がるか。新キャラはチラッと見えたが、危険な香りが…。総じて、問題点は構成のみ。あと感じたのが、やはり見る年代ってのがある。主人公と同じ中学生くらいが1番面白く見ることができるんじゃないかな。正直いい年した大人がみるものでは無いとは思った。二十歳なのでギリギリかな。卒業はした方がいいのだろうが。エンタテイメント志向作品のため、観客は概ね満足のいくものだったと思う。コアなファンや屁理屈をこねたがる人とで評価は賛否に別れる。後者なので6点ということで。
【コック】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-09-02 07:19:40)
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