Menu
 > 作品
 > チ行
 > チェンジリング(2008)
 > ClocheRoseさんのレビュー
チェンジリング(2008) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 チェンジリング(2008)
製作国
上映時間142分
劇場公開日 2009-02-20
ジャンルドラマ,犯罪もの,ミステリー,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 久々に映画に感情移入できました。一緒になって悔しい思いをしたり、泣いたり、絶対に戦ってやる!という気持ちにさせられました。アンジーの熱演が冴え渡ってました。誰しも自分が可愛いし地位も名誉もつい欲しくなる。でも、そのために罪の無い誰かの声を無視して踏みにじることは許されません。殊に警察は事件に巻き込まれたとき頼れる唯一の存在なのですから。そういう意味でも、実話を基にしているだけに恐ろしさを感じさせられましたね。もし裁判制度まで腐敗していたらと思うとぞっとしますが、そこは救いが有ったのでスカッとしましたし安心しました。とは言え、この作品では道徳や正義を押し付けてくるわけでは無く、どう見るかは個々人に委ねられています。ただもう少し警察側の人々のバックグラウンドが観たかった気もします(2時間という枠ですから監督も大変だったと思いますが)。さて、ラストに息子と再会し抱き合うというようなお涙頂戴の筋書きに持って行かず、勇敢だったウォルター少年の逸話脚色を加えて「hope」で締めくくった監督のセンスは見事です。
ClocheRoseさん [映画館(字幕)] 9点(2009-04-15 20:02:00)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 206件
作品の平均点 7.63点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
320.97%
410.49%
5104.85%
62612.62%
74622.33%
87234.95%
93316.02%
10167.77%
作品の標準偏差 1.35
このレビューの偏差値 57.56
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
チェンジリング(2008)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS