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俺たちに明日はない のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 俺たちに明日はない
製作国
上映時間112分
劇場公開日 1968-02-24
ジャンルドラマ,犯罪もの,青春もの,実話もの,ロマンス,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 映画史的な観点からはアメリカン・ニューシネマの最重要作であるが、現在のレベルで観てしまうと色々と稚拙な印象は拭えない。とは言え、当時としては考えられないほど過激な暴力描写とセックスの隠喩に満ちており、カウンターカルチャー真っ只中の60年代の若者たちから熱狂的に支持されたというのも頷ける。特にラストの「死のバレエ」の衝撃は今観ても色褪せることなく、その着弾効果の凄まじさは、後の『ゴッドファーザー』や『タクシードライバー』にも多大な影響を与えている。実際のボニーとクライドはとんでもない殺人狂で、警官と見るや容赦なく撃ち殺し、クライドはゲイ、ボニーは色情狂だったと言われる。映画化に際し、その辺りは相当美化されて描かれており(クライドは性的不能者で、殺される直前にボニーとはじめて結ばれる)、観客が彼らに感情移入できるよう配慮されている。配役としてはジーン・ハックマンやジーン・ワイルダー(映画初出演)が脇を固めており、C.W.モス役のマイケル・J・ポラードはマイケル・J・フォックスの芸名の「元」になったことでも有名。
フライボーイさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-09-06 06:59:59)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 223件
作品の平均点 7.20点
作品の点数分布
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110.45%
231.35%
300.00%
494.04%
5156.73%
64017.94%
76428.70%
83515.70%
94017.94%
10167.17%
作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 52.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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