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許されざる者(2013) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 許されざる者(2013)
製作国
上映時間135分
劇場公開日 2013-09-13
ジャンルドラマ,時代劇,リメイク
レビュー情報
《ネタバレ》 原作があまりにも有名すぎ、素晴らしい映画なのでこの映画の駄目なところばかりが目立ってしまう。根本的なことだが、銃と刀が混在する滑稽さはいかんともしがたい。設定に無理がありすぎる上、やはり原作の持っていた西部劇という文脈が台無しになっている。また、全員が饒舌すぎて、自らの心情や経歴などをぺらぺら話し、しらけてしまう。分かりやすくしようとしているのだろうが、安易である。また明らかに女郎がでしゃばりすぎている。原作から改変した点だろうが、最終的に焦点がボケてしまっている。似たような傷を渡辺謙に付けたのは上手いが、それだけでは説得力に欠ける。そして最大の問題は、かなり忠実に原作のストーリーをなぞっているため、一つ一つのシーンでどうしても比較してしまうということ。結果としてイーストウッドのどのショットにも勝るところがなく、ただただイーストウッドの作品の素晴らしさだけが残り、この映画の欠点が目に付いてしまう。このリメイクを選び、この題名を選んだ以上それは承知だったはずだが…。これを観て面白かったと言う人はイーストウッドの原作を何度も何度も観る必要がある。
Balrogさん [映画館(邦画)] 4点(2013-09-14 19:15:31)
その他情報
作品のレビュー数 27件
作品の平均点 5.48点
作品の点数分布
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213.70%
3311.11%
4414.81%
5311.11%
6829.63%
7622.22%
827.41%
900.00%
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作品の標準偏差 1.60
このレビューの偏差値 44.18
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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