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真夜中のカーボーイ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 真夜中のカーボーイ
製作国
上映時間113分
劇場公開日 1969-10-09
ジャンルドラマ,青春もの,同性愛もの,小説の映画化,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 何をどう頑張ってもうまくいかない時がある。それは仕事のことだったり、他人との付き合いだったり、とにかく全てが空回りしてしまうことだ。だが、その流れがちょっとした人との出会いで変わることもある。田舎から一攫千金を夢見てやってきたカウボーイと社会の最下層に位置づけられているはみ出し者との出会いがその一例である。初めはお互いが信用し合うこともなく、むしろ生きていくための道具としか見ていなかった間柄だったが、次第に心が打ち解けていく。それはお互いが似ているからだったのかもしれない。命の次に大事にしていたラジオを売るシーン(もしかしたら命より大事だと思っていたのかもしれないが・・・)、ジョーがホテルから投げ出された後に数秒映し出される電球が一部かけた太陽のシーン、なんともいえない悲壮感が漂っている。タクシードライバーのようなニューシネマの特徴なのか、この映画には爽快感を与えるシーンは無い。でもかえってそれが心地よくも感じるのは自分だけだろうか。
超甘味王さん [DVD(字幕)] 9点(2009-03-01 23:27:02)
その他情報
作品のレビュー数 135件
作品の平均点 7.36点
作品の点数分布
000.00%
110.74%
232.22%
310.74%
442.96%
51611.85%
61914.07%
72518.52%
82014.81%
92115.56%
102518.52%
作品の標準偏差 2.03
このレビューの偏差値 53.97
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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