Menu
 > 作品
 > ア行
 > 悪魔が来りて笛を吹く(1979)
 > 陽炎さんのレビュー
悪魔が来りて笛を吹く(1979) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪魔が来りて笛を吹く(1979)
製作国
上映時間136分
劇場公開日 1979-01-20
ジャンルサスペンス,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 昔のビデオを整理していたらでてきたので約15年分に視聴したがやっぱり面白くなかったです。原作の犯人を微妙に改変しているがこれは大失敗。あの人はやっぱり原作通り自殺していたということにしておかないと犯行動機が弱くなると思う。原作は横溝物の中でも特に怪奇趣味が強く、死んだはずの人間が邸宅を徘徊したり、砂占いをしたりと映像化しやすい要素がいっぱいあるのにそこらの演出があっさりしすぎ。その点同時期にテレビでやってた横溝正史シリーズは巧みだった。「悪魔が来りて笛を吹く」のメロディや黄金フルートなどの小道具の使い方も下手すぎる。これらは重大な秘密が隠されているのになぜことごとくスルーしてしまうのか・・・。西田敏行の金田一耕助が論外なのは言うまでもないが夏八木勲の等々力警部も偉そうなだけで全然だめ。エラそうながらもユーモアと味わい深さがある加藤武や長門勇とは比較にならない。このひどい脚本誰が書いたのかと思ったらなんと仕事人シリーズで知られる巨匠野上達雄!!意外だったが巨匠でもいつもいい仕事をするわけはないのだなとしみじみ思った次第です。
陽炎さん [地上波(邦画)] 3点(2008-08-31 21:42:52)
その他情報
作品のレビュー数 18件
作品の平均点 4.67点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
3422.22%
4527.78%
5527.78%
6316.67%
700.00%
800.00%
915.56%
1000.00%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 42.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
悪魔が来りて笛を吹く(1979)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS