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東京マダムと大阪夫人 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 東京マダムと大阪夫人
製作国
上映時間96分
劇場公開日 1953-10-07
ジャンルドラマ,ラブストーリー,コメディ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
あひるがギャーギャー鳴くシーンと共にナレーターが入る。「川島劇場」のはじまりです。これは、もう口喧しい主婦達をモジっていて、主婦の集団が歩くたびに「ギャ、ギャ、ギャ」と鳴き声を入んですが、もうこんな事するのは川島さんだけでしょうね(笑)

隣同士のバトルが、いつの間にか夫婦喧嘩になったり、かたやぶっきらぼう豪快な性格の高橋貞二の恋模様や。課長の妻の如何にも【噂・製造機】的なキャラが絡んだりと、情報量が多いんですけど、庶民的な雰囲気を持ったうえでテンポの良い演出。要は、松竹調に収まりつつ、その上に川島さんの個性が出ているんですね。

作品的には大きな意義はないんですが、プログラムピクチャーの目的を大いに果たしていると思う。こういう小品的な作品って少ないのですが好みです。

芦川いづみは本作でデビュー。北原三枝、月丘夢路に三橋達也と川島さんの常連が登場してきます。このメンバーだけみるとなんか松竹っぽくないんですが・・・、要は、みんな川島さんを慕って日活に移ったんですかね。

ラピュタ阿佐ヶ谷「月丘夢路特集」及びNFC「川島雄三特集」にて鑑賞
サーファローザさん [映画館(邦画)] 8点(2007-07-30 16:14:52)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 7.33点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.47
このレビューの偏差値 80.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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