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夜の河 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 夜の河
製作国
上映時間104分
劇場公開日 1956-09-12
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
素晴らしい作品でした。主演、山本富士子の美しさはもとより、京都の街、京染織物の品など全般に美意識が徹底されている。私はモノクロが好きなんですが、このカラー色彩の素晴らしさに感嘆しました。宮川一夫のキャメラも威力増しますね。

しかし、それだけでは二流。
なにより、色彩だけでない。

山本富士子演じる織物主人・きわの女性と自立し、凜とした生き様に魅了させられる。前半は京染屋の主人としての粋な職人を演じ、中間では恋する一人の女性となり、最後には大人の女性としての変化。この推移を見事に演じています。といいますか素晴らしかった!

この全編を支配する「美しさ」は細部まで行き渡り、染めの「モダン」なデザインのセンスや、赤などの「色」にもかなり配慮がなされていて、「和服ってこんなに素晴らしいのか」と思うはず。(まあ、あの山本富士子がモデルですから・・・)男性・女性関わらず魅了されるはずです。
サーファローザさん [映画館(邦画)] 9点(2007-08-04 02:22:25)
その他情報
作品のレビュー数 11件
作品の平均点 7.18点
作品の点数分布
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519.09%
619.09%
7545.45%
8327.27%
919.09%
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作品の標準偏差 1.03
このレビューの偏差値 67.19
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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