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ノーカントリー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ノーカントリー
製作国
上映時間122分
劇場公開日 2008-03-15
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 アカデミー賞受賞作品なのでとりあえず観ておこうと思って行くと、
冒頭からリアルな描写に圧倒され思考停止状態に陥るでしょう。
一人の殺し屋の理論あるいはルールを理解しようとさせるのが、
監督のねらいでしょうか。
彼は自分が人の命を収奪できる神のような存在と知らず対応する目前の人との会話を、
楽しんでいる様に見受けられます。
こんな殺人鬼を雇う人がいるとはとても思えない。
あのヘアースタイルと強烈な個性は受賞に値する怪演でした。
トミー・リー・ジョーンズは物語には直接関係せず傍観者のように登場するが、
彼がいなければアメリカの病理をより重く告発出来ず、
アカデミー賞も受賞出来なかったでしょう。
コインの表裏を答えなかった娘を殺した後に事故に遭うのは、
動揺したからなのでしょうか。
初めて人間の心を垣間見た思いがしました。
ラストは意外と盛り上がらないし、病んだアメリカを垣間見た後には
無力感しか残らない。
くだごんべさん [映画館(字幕)] 7点(2008-03-23 10:44:22)
その他情報
作品のレビュー数 216件
作品の平均点 6.41点
作品の点数分布
000.00%
120.93%
252.31%
352.31%
4146.48%
53214.81%
64822.22%
75224.07%
83717.13%
9167.41%
1052.31%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 51.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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