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穴(1960) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 穴(1960)
製作国仏,伊
上映時間124分
ジャンルドラマ,サスペンス,刑務所もの,モノクロ映画,犯罪もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 新参者のガスパールは、古参者の4人と一つの目的(脱獄)で友情が芽生えるが、義妹(英国に行く)と妻の告訴取下げの誘惑によって仲間を裏切る。この作品はフランスの歴史を踏まえた関連性にしてあるのかな(戦争)?音や光や小道具の出来もさることながら、不安な気持ちにする奥行きのある画面構成もたまらいものがある。奥に行く、奥にあるものを見る時に観客も囚人達と一緒になって奥へ入っていける演出が素晴らしい。囚人4人は硬いコンクリートに穴を開けられても、ガスパールの心の穴を開けて覗く事は出来なかったし、逆にガスパールは4人との関係に穴を開けて一人脱獄した。でも彼は脱獄してからも一生情けない男として逃亡しなければならないだろう。それにしてもあれだろ?ガスパールの裏切りは義妹(英国派)だろ?男の友情も女にいともたやすく崩れ去ってしまうか。。オレもガスパール派。。
突っ込みさん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-10 07:12:02)
その他情報
作品のレビュー数 100件
作品の平均点 8.12点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.52
このレビューの偏差値 49.48
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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