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消されたヘッドライン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 消されたヘッドライン
製作国米,英
上映時間127分
劇場公開日 2009-05-22
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  ホームレスの黒人が路上で殺された事件を追うジャーナリストの主人公。時を同じくして、友人の部下が地下鉄に撥ねられる事件が発生し、結果浮気が明るみになりスキャンダルが彼を襲う。友人を機に掛けながら取材を続けていると、死んだ黒人の携帯履歴に地下鉄事故で死亡した女性の番号が、やがて二つの事件は大きなとある兵士派遣企業と国家の間で巻き起こっている陰謀に向かって少しずつ近づいていく・・・。
 と言った、サスペンスモノとしては割とベタな内容。所々上手くいきすぎると感じてしまう部分も無くはないが、それに関しても最低限の前振りはされており、主人公の取材によって物語が少しずつ進展していく過程を、程良いテンポと所々入る緊迫した場面により最後まで緊張して観られた。
 ただ終盤に関しては結局関係者が自身の保身を捨てて独白してしまい中盤までの努力の大半が徒労に終わってしまったと言うのは少し勿体無かった。
 ラストのどんでん返しは賛否両論だと思うし、ベタ過ぎるので、もう少し伏線やミスリードを行った方が良かったかな。
 それでも。『企業』と『個人』、『利益』と『愛国心』等差異はあるがどちらも己の『正義』を貫きその結果死亡した人(これも『数百人』と『数人』と言う差異あり)に対して『表面的とはいえ『ベストを尽くした、尊い犠牲』と認める』かたや『部下の暴走であり殺す気はなかった、自分に非は無いと認めない』と言う最後の最後で大きな差を付けたのはとても面白かった。
ムランさん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-12-23 21:07:42)
その他情報
作品のレビュー数 45件
作品の平均点 5.96点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.15
このレビューの偏差値 57.84
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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