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バッド・ルーテナント のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 バッド・ルーテナント
製作国
上映時間122分
劇場公開日 2010-02-27
ジャンルドラマ,犯罪もの,刑事もの,リメイク
レビュー情報
《ネタバレ》  ナショナルトレジャー以来ぱっとした作品が無かったニコラス・ケイジですが、これは最近の作品の中ではまぁ良い出来。
 古傷が原因で薬物に手を出してしまった刑事が殺人事件を追いかける・・・・が、正直事件の捜査はおまけ程度、メインはその間に刑事の身に起こる災難を描いた内容。ドンパチはほぼ無いので、若干パッケージ詐欺な気も・・・。
 終盤までは刑事の彼女がマフィアといざこざを起こしたり、賭博で負けが込んだり、麻薬を横流ししていた仲間に見捨てたりなどなど問題が発生、おまけに事件は暗礁に乗り上げ(証言を約束した少年が、ニコラスが麻薬吸ってるのをみて不信感を抱き逃亡)、更に更に同じ依存症だった父親や彼女も更生に向かい孤独感を強め壊れていく主人公(この壊れ具合の演技は流石ニコラス・ケイジ)。
 結局最後は全部丸く収まり、事件も問題も解決して昇進も決定・・・でも麻薬は止められず。途中麻薬がバレ捕まるかと思ったが結局捕まらず、まぁ善意有る行動による負傷が原因なので同情の余地はあるかな。
 途中唐突過ぎるご都合主義(意味が重複しているがそれぐらい本当に唐突)もあるが、本編に深くかかわらないのでギリ許容範囲内。
 最後は捉え方によるが、個人的には傷が治り麻薬を止められるようになることを願います。
 演出的に、中毒者が見る幻が爬虫類繋がりな点、『そこにあり得ない物が見える』という症状を不自然なワニやイグアナの登場で表わす手法は面白かった。
 2時間と尺は長く派手なアクションも無いが、ニコラス・ケイジが好きなら見て損は無い。
ムランさん [DVD(吹替)] 6点(2010-08-02 00:06:10)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 5.75点
作品の点数分布
000.00%
127.14%
200.00%
300.00%
4310.71%
5517.86%
6828.57%
7621.43%
8414.29%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 50.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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