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トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
製作国
上映時間157分
劇場公開日 2011-07-29
ジャンルアクション,SF,シリーズもの,TVの映画化,漫画の映画化,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》  『前作は最低だ』と監督自身が言っていたので少しはマシになるかと思ったが、流石アメリカ人『学習する』事が嫌いなようだ。
・『大活躍した次のシーンでいきなり捕虜になってるバンブルビー』『サイバトロンの選ばれた者にしか動かせない装置を操作する人間』『コンテナを破壊され飛べないはずのコンボイが数分後優雅に空を舞う』等脚本家が一人なのに相変わらず話が支離滅裂(これで金もらえるんだから楽な商売だ)。
・ヒロインが異常にケバくて気持ち悪く、素朴顔な主人公にミスマッチ且つそれに対し劣等感を感じるとかにすれば面白かったのにそんなこと無しで激ラブ状態。あと何かある度に『サム!』『サム!!』五月蝿い。
・メガトロンの扱いが酷く、前回の怪我で衰弱してる上裏取引していたサイバトロンにあっさり全権を掌握され落ち込んでいるとケバヒロインに『惨めね、復讐位しなさいよ』とけしかけられあっさり従い(何故かヒロインは殺さない)、邪魔者を消し宿命の対決と思いきや、満身創痍のコンボイの一撃を受けものの五秒で死亡とヘタレ街道爆進。
・そのコンボイも終盤クレーンのワイヤーに引っかかりずっと悶えていた。
・人間サイドが、世界征服されたのに戦車も戦闘機もほとんど出ず歩兵による陸戦とミサイル攻撃のみと地味。てか前作のレールガン使いなよ。
・皆勤のアーミー兄さんも出るが、何をするにしても一般人の主人公に後れをとり見せ場が全然なかった。
・CGもまぁ凄いとは思うが、3作目の割には目新しさも無く正直飽きた。
・満載な不要シーンに加え、必要なシーンに関してもコンパクトにまとめる気は無くミルフィーユの如く薄く長く引き延ばすのでテンポなど微塵もない。やっぱアクションで2時間超えるのは論外。
とまぁ、全2作を客観的かつ生温かい目で評価していた私にとっては良くも悪くも予想通りの出来。
詰らなさと尺の長さのせいで相当疲れるので、一応最後まで見ようと頑張っていると『つまらなさに対する怒り』も『CGの出来に対する感動』も何もなく、後半は『悟り』を開いたような奇妙な感覚で無心に(夢中ではない)画面を見つめていた。
とりあえずこの監督は演出や構成以前に『自分はアクション映画にドラマ性(特に青春や恋愛)を持たせる才能がある』と言う勘違いに気付くところからはじめるべき。ザ・ロック?あれは何かの間違い(若しくは奇跡)。
ムランさん [映画館(字幕)] 4点(2011-07-28 23:47:59)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 84件
作品の平均点 6.20点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
3910.71%
478.33%
51214.29%
61720.24%
71821.43%
81517.86%
922.38%
1044.76%
作品の標準偏差 1.82
このレビューの偏差値 43.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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