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アイ・アム・ナンバー4 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アイ・アム・ナンバー4
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2011-07-08
ジャンルアクション,サスペンス,SF,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  『青春+戦闘+恋愛』の内容から『マシになったジャンパー』『中途半端になったスパイダーマン1』と言った印象を受けた。
 凄い駄目って所は無いが唐突で説明不足な演出が多すぎ。
 冒頭から『僕はNo4、宇宙人だ。今は母星を破壊した悪い宇宙人から逃げてる最中さ』とぶっちゃけプロローグ。
 その後の能力覚醒時も『お前とNo9は勇者の力を引いている』と言うがNo6の方が強そうだしNo9は出ない。
 敵のモンスターに対して愛犬が怪物化すると『彼はキマイラ君の守護者だ』説明終了。変な設定増やすよりNo5とかにしといた方が良かったんじゃない?
 主人公の護衛役が強そうな感じがしたが、まさかの中年デブ地球人に捕まる(ちなみに捕まる描写は無し)。その後主人公を地味(本当に、映画史上屈指の地味)にかばい死亡と見せ場無し。まぁ結局どう考えてもナイフで不意打ち出来るのにタックルかましちゃううっかりさんでしたし。
 主人公の能力も『怪力』『サイコキネシス』『味方強化』『懐中電灯』と多すぎ。米人にジョジョ的戦闘描写が出来るとは思っていないが、せめてX-メンみたく1つにして欲しい。
 てかそもそも敵が主人公を追う理由が分かんない。終盤石を見て『コレで地球は俺のものだ』とか言うが、その石元々主人公持ってなかったし、しかもただの味方追跡装置だしやっぱり欲しがる理由が分かんない。どうせなら主人公が持っている形見の箱を探してるとかにすれば(ちなみに箱の中身は不明)。
 見て分かる通り伏線や設定の謎がかなり未解決。引っ張りたいのは分かるがそれにしたってお粗末。
 とまぁ色々書いたが、能力の解放がヒロインとの進展と連動させ『色々な意味で成長している』的演出など部分的には良い所もある(少なくともキスに釣られてかめはめ波よりは断然)。仲間の科学オタク君もそれなりに主人公と係わりがありヒロイン並みに描写が多くコミカルで愛着が持てたのも○。CGも頑張ってたし、敵の光線を弾く所なんてまんまDBで格好良い。
 良い所と悪い所が半々位なので間取って5点とします。
ムランさん [映画館(字幕)] 5点(2011-07-08 23:50:30)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 24件
作品の平均点 5.00点
作品の点数分布
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3312.50%
4520.83%
5833.33%
6520.83%
7312.50%
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900.00%
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作品の標準偏差 1.19
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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