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イコライザー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 イコライザー
製作国
上映時間131分
劇場公開日 2014-10-25
ジャンルアクション,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,ヤクザ・マフィア,ハードボイルド,TVの映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 昨日BDで吹き替え版も鑑賞しました。
雰囲気は『レオン』と『マイ・ボディーガード』と『アンブレイカブル』を足して割ったような感じ。
質素に暮らしている主人公が、かつて培った技能を活用し、ある日を境に身の回りで起こっている事件を解決していくお話。
基本は『日常』パートと『事件解決』パートを織り交ぜながら複数の短編エピソードを解決していくので、海外ドラマ数話をまとめたような構成。
日常パート時のゆったりとしていて穏やかに過ぎていく平和な時間の主人公は完全にデンゼルワシントン(吹替えならプラス大塚明夫)のプロモーションビデオ(良い意味で)で和やかな気持ちになると同時に、正義執行時の冷静冷徹な一面とのギャップが素晴らしく、映画としても緩急が激しく見ていて飽きない。
また、序盤ある少女を助けたことによってマフィアが彼を暗殺するべく、あの手この手を使って追跡してくるため、一定以上の緊張感は保たれており、上記の小事件と同時進行となるため、映画としての軸もしっかりしている。
デンゼルワシントンも、ここ最近の主演映画で良く見られる『基本は心優しいが、敵に対しては一切の容赦が無い』と言うお馴染みのキャラクターだが、これに関しては若干のマンネリも感じられてしまった。
どんな敵だろうが一度は改心のチャンスを与え(銃で襲ってきた敵も殺さず再起不能にするだけ)、方法も金を渡したり脅したりと相手に合わせる(言動も多種多様)のも面白い。実際汚職警官の一人は、命の危機が迫っていたこともあるが、説得によりかつて持っていた純粋な正義を呼び起こされた。ラスボス的キャラとの会話は素晴らしく脅したら脅し返されたがさらに脅し返すと見事。
アクション自体は尺と比較すると結構少ないと思う。自分は他のシーンも楽しめたし、短いながら戦闘も迫力あったので満足しているが、アクション映画を期待している人には物足りないかも(主人公も銃使わないしね)。


総評
猛烈に真夜中のファミレスに行きたくなる映画。
ムランさん [映画館(字幕)] 8点(2015-04-01 07:44:43)
その他情報
作品のレビュー数 81件
作品の平均点 6.75点
作品の点数分布
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100.00%
211.23%
311.23%
433.70%
567.41%
61923.46%
72834.57%
81923.46%
922.47%
1022.47%
作品の標準偏差 1.37
このレビューの偏差値 56.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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