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前半はややコメディタッチで描かれていて、残り一時間くらいからチャーリーの悲しみに焦点が当りはじめる。それからがやばかった。まさかアダム・サンドラーに泣かされるとわね(笑)それと、全編を通して揺らぐことがないドン・チードル演じるアランの人間性と友情。これにも心打たれた。友達にあんな告白をされたら、僕はどんな顔をして聞くのだろう?アランのような友を持ちたいと思うのならば、まず自分がアランのようでなければならない気がした。アランのような人間になりたい。「こいつになら話していいのかもしれない」と思われるような。下でも書かれている方がいらっしゃいますが、スクーターでNYの暗がりを、ヘッドフォンをしたままゆらゆらと走る予告を観て、自分も「これは観なきゃな」と思ったクチです。劇場予告の出来の良さに、期待を膨らませ過ぎて失敗するケースが多々あるんだけれど、今回は珍しく応えてくれました。
【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-07-04 09:51:41)
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