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アウトロー(2012) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アウトロー(2012)
製作国
上映時間130分
劇場公開日 2013-02-01
ジャンルアクション,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,刑事もの,小説の映画化
レビュー情報
イーサン・ハントに次ぐトムのニューヒーローシリーズとして大々的に宣伝されてるし、トム様がプレミアで来日してるしで、ビッグバジェットの派手なアクションムービーかと思っていたら全く違った。画的には少々地味目だが、硬派でハードボイルドな仕上がり。アクションも盛り込まれているが、サスペンスやドラマに重きを置いたつくりになっている。完全犯罪と思われていた事件に、違和感を感じた主人公が巨大な陰謀を炙り出していくという、やたらと古典的な筋書きだけど、クリストファー・マッカリーの演出はとても丁寧で雰囲気がとても良くでてる。マッシブなカーチェイスも渋く決まってるし、いい具合にユーモアも盛り込まれてるので、個人的には楽しめた。また、自分はどことなく西部劇のような雰囲気を感じた。

原題の通り、この映画はジャック・リーチャーが物語りを展開させていく。主役ありきの映画ならトム様はうってつけじゃないのかな。クルーズ節炸裂で相変わらずかっこいい。主人公は町から町へ流れるドリフターであって、法規を越えて正義を追求する危険なアウトローなんだけど、結構古典的な主人公像で基本的には「いいヤツ」といった印象。ヒロインはいつも役に恵まれない印象の元ボンドガール、ロザムンド・パイクが演じているんだけど、本作は男ばかりの映画なので、紅一点としていいポジションを確保できている。でも初めて見た時よりはやっぱり老けたかなぁ。他の出演者は渋めのキャスティング。

個人的におもしろいなぁと思った演出は、モーテルでジャック・リーチャーが自分の服を洗濯するシーン。彼の人間像がさりげなく説明されていてちょっと面白い。冒頭で服を新調したきり、ほとんどずっと同じ格好てのも主人公のスタイルを確立させていていい。
ミッション・インポッシブルの新作も同監督とコンビを組むそうで、どうなるのか楽しみ。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2013-01-30 00:18:39)
その他情報
作品のレビュー数 92件
作品の平均点 6.21点
作品の点数分布
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322.17%
444.35%
51819.57%
63335.87%
72325.00%
899.78%
922.17%
1011.09%
作品の標準偏差 1.24
このレビューの偏差値 55.17
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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